ミノキシジル内服、いわゆるミノタブは、発毛効果の高さから多くのAGAクリニックで扱われています。その一方で、効果が強い分、副作用に対しても慎重さが求められます。ここでは、実際に治療を検討する際に知っておくべきミノタブの副作用を、一般的な知識に加えて、実体験を踏まえてまとめます。
ミノタブとは
ミノタブはミノキシジルを内服する治療薬で、頭皮の血管を拡張させ、毛乳頭への栄養供給を高めることで発毛を促します。外用のミノキシジルより効果を感じやすいと言われる一方、体全体に作用するため、副作用に注意が必要です。
主な副作用
ミノタブでよく知られている副作用には、次のようなものがあります。
・初期脱毛
治療開始から1〜2ヶ月ほどで一時的に抜け毛が増えることがあります。毛周期が切り替わる過程で起こるため、治療の初期段階では珍しくありません。ただし、急激で長期間続く場合は相談が必要です。
私も類に漏れず、服用後1ヶ月弱で初期脱毛がありました。
気づくのはシャンプー時で、顔にへばりつく抜け毛でわかります。
髪を手で梳いたときに、何本も手のひらに毛がついているのを見るのは辛いものでしたが、
薬が効いている証拠なので、服用を辞めないことが大切です。
・動悸や血圧低下
ミノキシジルはもともと血圧を下げる薬として使われていたため、血圧が下がりすぎると動悸やふらつきが出ることがあります。特に立ち上がる時にふらっとする感覚は意識しておくべき症状です。
・むくみ
顔や足にむくみが出るケースがあります。体内の水分バランスが変わる影響で起こり、特に朝起きた時に違和感を覚えることがあります。
・体毛が濃くなる(多毛)
発毛効果が全身に作用するため、腕、脚、背中、指などの体毛が濃くなることがあります。ミノタブの副作用で最もよく発生し、実際に服用した方でも体感することの多い変化です。
・頭痛
血管拡張作用の影響で頭痛が出る場合があります。軽いものが多いですが、継続する場合は服用量の調整が必要です。
実際に感じた違和感や変化
ミノタブを検討する際に特に気になったのが、体毛が濃くなる可能性と、性欲への影響です。どちらも生活面に直結するため、事前に把握しておきたいポイントでした。
・体毛が濃くなる可能性(多毛)について
多毛はミノタブで最も多い副作用と言われています。発毛効果が全身に作用するため、髪だけでなく腕や脚、指などの毛も濃くなる可能性があります。
私自身はもともと毛深い方だという自覚がありますが、特に腕の毛が濃くなる印象がありました。服装や季節によって見た目に影響するため、継続する上で負担に感じる場面があるのも事実です。
人によっては、永久脱毛を検討したり、ボディーグルーマーで定期的にトリミングするなど、対策を取りながら治療を続ける例もあるようです。発毛効果とのバランスを見極めながら、自分が無理なく対応できる範囲を考える必要があります。
・性欲減退について
もうひとつ気になったのが、性欲の減少や体の反応に関する副作用です。AGA治療ではフィナステリドが性欲に影響することは比較的よく知られていますが、ミノタブについても一部で言及されることがあります。
ただ、私の場合は性欲や体の反応に全く変化を感じませんでした。実際にこの副作用を体験するのは全体の1割程度と言われており、普段から不全で悩んでいるケースを除けば、過度に心配する必要はないように感じます。
・体験はあくまで個人差がある
これらの副作用については、私自身の体験を基にしたものです。ただし、薬の作用は体質や生活習慣で大きく変わるため、万人に同じ結果が出るわけではないという点は理解しておく必要があります。少しでも不安を感じる場合は、医師に相談しながら進めることが大切です。
副作用を避けるためにできること
ミノタブは強い効果が期待できる一方、体への負担があるため、次の点を意識することが重要です。
・最初から高用量で始めない
クリニックによっては高用量を勧められることがありますが、副作用リスクが跳ね上がります。一般的には低用量からの開始が基本です。
多数のクリニックで5mgからが基本の容量と見受けられますが、私は2.5mgから始めています。
・体調の変化を記録する
むくみ、動悸、ふらつき、体毛の変化などは、日々の記録が役に立ちます。
・無理に飲み続けない
副作用が強い場合は必ず相談し、服用量の調整や中断を検討することが重要です。
まとめ
ミノタブは発毛効果が高く、多くの人が変化を実感しやすい治療ですが、体全体に作用する薬のため、副作用には注意が必要です。副作用の特徴を理解したうえで、自分の生活スタイルや体質に合うかどうかを見極めることが大切です。